厚生労働省の「妊娠中の魚介類の摂取と水銀に関する注意事項」についてシェアします。
妊娠中、魚を食べることは、良質なたんぱく質や、血流障害の予防、脳の発達によいとされるEPA、DHA(高度不飽和脂肪酸)など、栄養面からとてもよいことです。 ただし、 「マグロなどはメチル水銀が含まれているからあまり推奨しない」 と言われています。 胎盤から胎児に移行して、聴覚への影響が懸念されるからです。
ここまでは、多くの妊婦さんに知られていることなのですが・・
実は、食べても影響のない種類、影響する種類があります。
- 【摂取制限あり】 本マグロ、メバチマグロ、インドマグロ、メカジキ、金目鯛
- 【摂取制限なし】 キハダマグロ、ビンナガマグロ、メジマグロ、鮭、サバ、イワシ、カツオ・・・
【摂取制限あり】のうち、インドマグロは「1週間に2切れ(80g/1切れ)まで」、それ以外は「1週間に1切れまで」と言われています。これは、海での食物連鎖の上位にいる魚(水銀の含有量が多いと考えられる)だからです。
こちらにとてもわかりやすく書かれています。厚生労働省「これからママになるあなたへ」
(このコラムは16年3月に執筆したものを加筆修正しました。)