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妊娠中、おへそが右にずれる!

妊娠中、体の真ん中にあるおヘソが「右」に、ずれてくる妊婦さんがいます。

「私の体、歪んでいる!」と、心配する方もいますが、むしろ自然なこと。
腹腔内の左にある、「S状結腸」に押されて、大きくなった子宮は右寄りになっていきます。(子宮の右軸旋回)

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それにつられて皮膚も右にずれるので、おヘソの位置が曲がって見えたり、正中線もずれてきます。

体や骨盤の歪みが原因ではないので、心配いりません。

ついで・・というよりこちらの方がセラピストとしては重要ですが、深部静脈血栓症は「左下肢」に起こりやすいです。
それは、腹腔内にある、「左総腸骨静脈」を「右総腸骨動脈」が圧迫するためです。

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妊娠・産後は、非妊娠時の5−10倍、血栓ができやすいと言われています。特に肥満、高齢、切迫早産などの長期安静、そして帝王切開後は、リスクが上がります。

「左足だけむくんでいますね〜」

と理由がわからないままトリートメントしてしまい、もしも万が一、血栓が肺に流れて血管を閉塞してしまうと、エコノミー症候群となり、生命の危険に関わってきます。

(このコラムは2017年8月に掲載したものを加筆修正しました)

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