【コラム】産婦人科でマタニティトリートメント導入するには

最近では、出産後に病院のサービスの一環として、産後トリートメントを導入している産婦人科はとても多いです。しかし、マタニティトリートメントの導入となると、一気にハードルが上がります。

やはり、病院側としては、産後と妊娠中の施術では、安全面での懸念が大きく違うようです。
それは当然ではありますが、マタニティトリートメントが医療現場で普及されることを願っている立場の人間としては、もっと声を上げていかないと!と思っています。(ずっと思っているだけで、、へへ)

導入されるには、まずマタニティトリートメントのベネフィット(効果)がリスク(危険)を大きく上回っていることが理解されなければなりません。そして、リスクは重大な事象を伴わない、小さなものであることが大前提です。

ベネフィットは、セラピストの経験や、古来からの伝承のようなものは、医療現場では認めらませんので、必ず、Cochraneのような信頼できるデータベースから探した科学的根拠のある文献とともに明示します。

Cochrane: https://www.cochranelibrary.com

リスクヘッジ(リスク回避)は、これはもうセラピストの自己研鑽に寄るところが多いです。
あらかじめ禁忌症状を見極める力、安全に注力したトリートメント技術、そして倫理観・・・

それから、「妊婦さんに寄り添う」「妊産婦ケア」という言葉を多用してしまうと、今度は助産師さんたちからはテリトリーの侵害と突っぱねられてしまうこともあるかもしれません。

非医療者が医療現場に赴く意味を、しっかりと考える必要があります。

いつか、そんなサポートができたらいいな、と思っています。

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