鈴木 ちさと 経歴 Chisato Suzuki マタニティエステとの出会い ヘッドスパとエステティックを展開する企業にセラピストとして15年間勤務。現場ではスタッフ教育や技術指導にも携わり、その後は本社にてマネジメント業務も経験してきました。数々の経験を重ねる中で、「技術を伝えること」「人を育てること」の難しさと面白さを学びました。そんな中、セラピストとして駆け出しの頃に訪れたのが、マタニティエステとの出会いでした。お客様のご懐妊が続き、自然と妊婦さんへの施術に入るようになったのですが、当時の知識は「うつ伏せは避ける」「機械は使用しない」といった断片的なものばかり。何が危険で、何なら安心してできるのかを、きちんと学べる場所を探していました。それでも、マタニティトリートメントの時間がとても好きでした。お客様と二人だけの空間なのに、そこにはもうひとつ小さな命の気配がある。その静かで特別な時間に、いつしか深く魅了されていったのを覚えています。 学びを通して感じたこと マタニティケアを学び始めたのは2016年のことです。私自身も、こちらのスクールで受講した一人の受講生でした。学ぶ中で感じたのは、知識が増えるだけではなく、「触れ方」や「空気感」まで変わっていくということでした。妊婦さんは身体だけでなく、気持ちもとても繊細な時期です。だからこそ、安心感のある触れ方や、負担の少ない体位変換、細やかなタオルワークなど、小さな積み重ねが施術全体の印象を大きく変えていきます。施術者側が安心して触れられることは、お客様の安心感にもつながる。その大切さを、現場の中で実感してきました。 受講生へお伝えできること 現場経験に基づいた「伝わる技術指導」 未経験スタッフの育成から、ベテランスタッフへの技術指導まで、15年以上にわたり教育にも携わってきました。「体重がうまく乗らない」「指に圧がかかりやすい」といった基礎的なお悩みから、「もっと気持ちよさを追求したい」「リピートにつながる施術をしたい」といった現場目線の技術まで、受講生のあらゆるレベルに合わせてお伝えいたします。私自身、最初から上手くできたわけではありません。たくさん失敗をして、試行錯誤を繰り返してきたからこそ、つまずきやすいポイントや、感覚を掴むためのコツも含めてお伝えできればと思っています。 これまでのオイルトリートメントをさらに上質に すでに素敵な施術をされているセラピストさんほど、「ちょっとした違い」で施術の印象が変わることをご存じだと思います。マタニティトリートメントでは、タオルワーク、体位変換、触れ方の一つひとつに安心感が表れます。お客様を大切に思う気持ちが自然と伝わる、“品のある施術”を一緒に磨いていきましょう。 自宅サロン運営のリアル 都内講座では実際の自宅サロンを使用します。男の子二人を子育て中でもあり、限られた空間の中で、居住空間とサロン空間をどう共存させるか。大手サロン勤務と個人サロン運営、両方を経験してきたからこそお伝えできる現実的な工夫があります。これから開業される方にも、すでに活動されている方にも、参考にしていただければ嬉しいです。 東京以外でも講座開催 年に数回程度で各都市でも開催することを検討しております。会場により、受講料が変わりますので、詳しい場所・日程などについてはホームページでご確認くださいませ。 最後に 周産期にまつわる知識や技術を学んだことで、それまで手探りだったマタニティトリートメントに、自分なりの安心感と自信を持てるようになりました。当時はサロン勤務をしていたため、サロン外のセラピストさんと一緒に練習をすること自体が初めてで、とても緊張していたことを今でも覚えています。その後、同年に認定マタニティケアセラピスト資格を『第一号』で取得し、2017年には産後アロマトリートメントも学びました。そして2026年、『第一号』認定実技講師として活動しはじめました。もともと数字や肩書きに強いこだわりがあるわけではなく、負けず嫌いな性格でもないのですが、マタニティトリートメントのことになると、不思議と力がみなぎって、がむしゃらに頑張ってしまう性格のようです。妊婦さんに安心して身を預けていただける技術を、もっと深めたい。そんな想いを持つセラピストの皆さまと、講座でお会いできることを楽しみにしております。