瀧口 聖美 経歴 Kiyomi Takiguchi 現場で積み重ねてきたこと 大学では福祉心理学を学び、卒業後は介護の仕事に携わっていました。「人は触れることで安心するんだ」と感じたことをきっかけに、18年前にセラピストの道へ転身しました。それから、都内リラクゼーションサロンやスパで経験を積みながら、ロミロミ、バリニーズ、ストレッチ、もみほぐし、整体、美容矯正、ヘッド、フェイシャルなど幅広い技術も習得していきました。勤務していたのは、全国展開する人気スパの旗艦店。施術を受け慣れたお客様も多く、“また受けたい”と思っていただけなければ、指名にもリピートにも繋がらないシビアな現場でした。だからこそ、マニュアル通りではなく、お客様一人ひとりのお身体と向き合いながら、日々地道に研鑽を積み重ねてきました。その結果、300名以上在籍するセラピストの中で、リピート率92%超・全国1位を経験。今のセラピストとしての私は、現場でお客様に育てていただいたものだと感じています。 女性の心身に寄り添うために 自宅でのプライベートサロンを始めてからは、女性のお客様を中心に施術を行っています。ライフステージによって変化していく女性の身体に向き合う中で、妊娠中でも安心して受けられるマタニティトリートメントを、きちんと知識を持って提供したいと思うようになりました。実際に学びを深めていく中で、妊娠中の身体の変化や注意点、リスクについて理解できたことで、自分自身も安心して施術ができるようになり、その結果、知識や安心感を求めて来てくださる妊婦さんも少しずつ増えていきました。また、婦人科クリニックの統合医療チームにてアロマトリートメントも担当。不妊治療や女性の身体について学ぶだけでなく、医療と他業種が連携しながら女性を支える現場についても経験を重ねてきました。 セラピスト向けに発信 技術講師としても活動しており、現在12年になります。これまでリラクゼーションサロンや個人セラピストの方など、100名以上の施術指導に携わってきました。そのほか、YouTube「アロマセラピストの寺子屋」を運営し、登録者数は1.2万人を超えました。また、雑誌『セラピスト』での執筆や取材協力など、セラピスト向けの情報発信も行っています。 受講生に向けて "また受けたい"につながる施術 私が講座で大切にしているのは、ただ手技を覚えることではありません。現場では、“気持ちよかった”だけでは、次のご来店には繋がりません。「またこの人にお願いしたい」と思っていただける安心感や信頼感まで含めて、はじめて技術だと考えています。圧のかけ方、身体の使い方、触れ方、抜き方、空気感。お客様が自然と力を抜ける感覚を、なぜそうなるのかも含めて、現場経験をもとに“再現できる技術”をお伝えしています。 長く選ばれ続けるサロンづくり 講座は、実際に11年間運営している自宅サロンで行っています。大手サロン勤務と個人サロン運営、その両方を経験してきた中で感じるのは、技術だけではサロンは続かないということです。どんな導線ならお客様が安心できるのか限られた空間の中で、どうすれば心地よく過ごしていただけるのかリピートしていただくために、どんな空気感や関係性が必要なのか子育てをしながら試行錯誤を重ねる中で、“無理を続ける”のではなく、“続けられる形をつくる”ことの大切さも学んできました。現場で積み重ねてきたリアルな経験も含めて、お伝えしています。 妊婦さんに触れるということ マタニティトリートメントは、やさしいだけの仕事ではありません。妊娠中のお身体はとても繊細で、その時期に触れさせていただくということには、知識も責任も必要だと感じています。だからこそ私は、現場の中で悩みながら学び、技術だけでなく「安心して任せていただけること」を大切に積み重ねてきました。その上で感じているのは、マタニティトリートメントは、とてもあたたかく、奥深く、人を幸せにできる仕事だということです。 武蔵野教室は、西東京市の静かな住宅街にある小さなおうちサロンです。これから出会う皆さまと、マタニティアロマトリートメントの魅力や奥深さを一緒に学んでいけましたら嬉しく思います。