「ママが癒されたら、お腹の赤ちゃんもうれしい」
周産期医療や福祉制度の発展により、日本は世界中のどの国よりも安全に妊娠から産後を迎えることができるようになりました。
その一方でお母さんのメンタルケアが置き去りにされているとの指摘もあります。
日々、妊産婦さんのケアをしていると、トリートメントによってこころもからだも軽くなっていく姿をたくさん見かけます。
「科学的根拠に基づいた自然療法」
妊娠・出産・産後を安全に過ごせることは当たり前ではありません。
1950年の妊産婦さんは、現在の40倍もの確率で亡くなっていました。
今日ここまで安全に過ごせるようになったのは、医療の発展によるものです。
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マタニティトリートメントは、安全が何よりも優先されます。
そのためには、科学的根拠(確かな健康医療情報)に基づいた知識が重要であると、私たちは考えます。
世の中に溢れているあやふやな似非情報に振り回されて、安全面が二の次三の次にならないように、知っておかなければならないことがたくさんがあります。
例えば、
- 下大静脈と仰臥位低血圧症候群
- むくみの中に隠されている病気
- 催奇形性と胎児毒性
- カフェインの摂取
確かな知識と技術を体得して、妊産婦さんの張りつめたこころとからだをふわっと包み込む、安全と責任を重んじたマタニティトリートメントの普及を願っています。
厚生労働省「健康目的でのマッサージ療法:知っておくべきこと」
マタニティセラピストスクール
代表 原田香