当スクールの特別講座「妊活・不妊治療の勉強会」で講師をしていただいている、桜井先生のブログをシェアします。
不妊治療中、胚(受精卵がある程度発育したぐらいの時期、赤ちゃんの赤ちゃん状態)をお母さんの子宮に戻したあとの生活習慣について、細かな項目ごとに注意点が書かれています。
赤ちゃんを望んでいるクライアントをお迎えするときにとても参考になります。
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<以下、要約して引用>
●胚移植後の生活での注意点
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◎安静
安静にする必要はない
日常通りの生活でよい
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◎性交渉
あまりおすすめできない
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◎仕事
通常通り(仕事内容による)
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◎おすすめな食べ物
抗酸化物質(ビタミンE,C,B群,D、アルギニン、Q10など)が着床環境を整える
ただし明らかなエビデンスではない
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◎NGな食べ物
氷など冷たいもの
ただしこれもエビデンスはない
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◎アルコール・カフェイン
妊娠中のアルコールはダメ
胚を戻した直後に限定して言うなら、摂りすぎは良くない程度
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◎入浴
湯船で温まる程度で、長時間の熱湯はダメ
ただし胚移植後の入浴に関する報告はない
サウナは精子数が減少
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◎自動車・自転車
特にダメではない
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◎ヨガ
適度ならよい
ただし妊娠しやすくなる、妊娠しにくくなる、というようなエビデンスはいずれもない
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◎使い捨てカイロ
温めすぎない
<引用ここまで>
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こちらのブログでその理由なども詳細に書かれています。とても勉強になるのでぜひご覧ください。
●産婦人科クリニックさくら 院長ブログ